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オーディオブックとは?電子書籍の読み上げとの違いをやさしく解説

音声作品と電子書籍の読み上げを本と音声波形で比べたイラスト はじめての音声読書

オーディオブックは、本の内容を耳で聴けるように作られた音声作品です。作品ごとにナレーター、再生時間、配信日などが決められ、音声の商品として配信されます。

「電子書籍の文字を端末が読み上げるもの」と思われることがありますが、同じとは限りません。オーディオブックは音声版を選んで再生し、電子書籍の読み上げは、対応する本のテキストを端末やアプリの支援機能で読み上げる方法です。どちらが上ということではなく、使う目的と確認する場所が違います。

オーディオブックと電子書籍を比べる

比べる点 オーディオブック 電子書籍・読み上げ機能
主な中身 あらかじめ作られた音声作品 画面に表示する文字や画像
声 人のナレーター、またはデジタルボイスなど 端末やアプリの支援機能。本の対応も必要
選ぶときの情報 ナレーター、版、再生時間、配信日 対応端末、レイアウト、音声・点字対応
図表や写真 音声だけでは確認しにくい場合がある 画面で見られるが、読み上げ対応は本により異なる
向く使い方 移動や単純作業中など、耳で物語や内容を追う 文字を検索する、線を引く、図表を見る

同じ本に紙、電子書籍、オーディオブックがあっても、それぞれ別の商品です。オーディオブックだけを買っても電子書籍が自動で付くとは限りません。申し込みや購入の前に、いま開いているページの商品形式を確認してください。

人の朗読とデジタルボイスがある

オーディオブックは、人が朗読する作品だけではありません。Audibleでは、音声合成技術で作られた朗読を「デジタルボイス」と案内しています。

デジタルボイスの作品は、詳細ページのナレーター欄、あらすじ・解説の上部、サンプル再生ボタンの「デジタルボイスサンプル」表示などで確認できます。人の朗読でもデジタルボイスでも、読む速さや聞こえ方は作品によって異なります。一括して優劣を決めず、プレビューがあれば自分が聴き続けやすいかを確かめましょう。

詳しい表示場所は、Audible公式のデジタルボイス案内で確認できます。

電子書籍の読み上げは、本と端末の対応を確認する

電子書籍では、画面の文字をスクリーンリーダーなどの支援技術で読み上げられる場合があります。ただし、すべての本や端末で同じように使えるとは限りません。

AmazonのKindle本では、商品詳細ページに「音声・点字対応」の情報が表示される場合があります。ほとんどのリフロー型Kindle本のテキストは支援技術に対応しています。ただし、画像、写真、グラフ、表などの内容を理解するために、テキストによる説明が必要な場合があります。画像が中心の固定レイアウト本など、読み上げに対応しない形式もあります。

読み上げを目的に電子書籍を選ぶなら、Kindle本のアクセシビリティ表示の案内と、実際の商品ページ、使う端末の対応を確認してください。

オーディオブックの作品ページで見る3項目

初めて選ぶときは、Audibleの検索ページで作品を開き、次の3項目を見ます。

  1. ナレーター:誰の声か、デジタルボイスかを確認する。
  2. 版と収録範囲:「完全版」などの表示や説明を見て、探している内容かを確かめる。
  3. 再生時間:生活の中で、どれくらいずつ聴くかを考える。

題名が同じでも、ナレーターや収録範囲が違う音声版がある場合があります。シリーズ作品なら巻数と順番、外国語作品なら言語も確認しましょう。

向きやすい本、画面も見たい本

物語、エッセイ、対談形式の本は、流れを声で追いやすい候補です。一方、図表、数式、地図、写真、細かな手順を何度も参照する本は、紙や電子書籍を一緒に使う方が分かりやすい場合があります。

これはジャンルだけで決まるものではありません。同じビジネス書でも、考え方を説明する章は耳で追いやすく、表の数字を比べる章は画面を見たくなることがあります。プレビューや短い章で試し、分からない箇所は無理に聞き流さず、後で文字や図を確認しましょう。

自分の生活に合うかを先に確かめたい場合は、聴く読書の向き・不向きも参考になります。作品を選ぶ段階では、初めてのオーディオブック選びへ進めます。

最初は「声・版・時間」で選ぶ

オーディオブックは、紙の本をそのまま機械的に読み上げる一つの形式ではありません。人の朗読もデジタルボイスもあり、同じ題名でも音声版が異なることがあります。電子書籍の読み上げも、対応する本と端末を組み合わせる別の方法です。

まず聴きたい本を1冊検索し、ナレーター、版、再生時間を確認する。プレビューがあれば短く聴き、声と内容が合うかを確かめる。この順番なら、「思っていた音声と違った」という取り違えを減らせます。

実際にどこで聴くかを選ぶなら、大人向けの読み聞かせの記事で、無料の古典・市販本の朗読・端末の読み上げという三つの入口を比べられます。

本選びからサービス選び、登録前の確認まで見通したいときは、はじめての方への案内で、必要な段階の記事を選べます。

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