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読書習慣を作るには?1日10分を続ける時間と本の決め方

開いた本としおり、砂時計、ヘッドホンを落ち着いた机に並べたイラスト 暮らし・学び

読書習慣を作りたいなら、最初に決めるのは「何冊読むか」ではありません。「いつ本を開くか」「どの一冊を読むか」「次はどこから始めるか」の三つです。

1日10分は、毎日守らなければならない約束ではなく、読書を再開するための短い時間の目安です。5分で閉じる日があっても、読めない日があっても大丈夫。次に開く場所が分かれば、その続きから再開できます。

10分より先に、本を開くきっかけを一つ決める

「時間が空いたら読もう」だけでは、ほかの予定に紛れやすくなります。朝食の片づけが終わった後、昼休みの最後、帰宅して着替えた後など、すでにある行動の後に10分の読書を入れると、始める時間が分かりやすくなります。

候補はいくつも作らず、まず一つで十分です。朝に読めなかったから夜も読まなければ、と埋め合わせる必要はありません。自分の生活で本を開きやすい場面を一つ試します。

文化庁の令和5年度「国語に関する世論調査」の主な結果では、読書量が減った理由として、情報機器に時間を取られることや、仕事・勉強が忙しく読む時間がないことも挙げられています。読めない日を意志の弱さだけで説明せず、まず読み始める場面を一つ決めてみます。

まとまった読書時間が見つからないときは、本を読む時間がない日に選べる三つの方法も参考にできます。

読む本は「今、開きやすい一冊」でいい

習慣にしたいからといって、難しい本や役に立ちそうな本を選ぶ必要はありません。今の自分が続きを知りたい本、短い章から始められる本、前に好きだった本など、手が伸びやすい一冊を選びます。

読みたい本が何冊もあるなら、次の三つで比べると絞りやすくなります。

  • 10分だけでも読み始められそうか
  • 数日空いても、話へ戻れそうか
  • 読むことを「こなす予定」に感じないか

合わなければ、別の本へ替えてかまいません。一冊を最後まで読むことと、読書へ戻る時間を作ることは別です。

終わる前に、次の入り口を残す

10分たったら、きりのよいところまで進めなくても本を閉じられます。その代わり、次にどこから始めるかが分かる目印を一つ残します。

紙の本ならしおりを挟む。電子書籍なら開く位置を確かめる。内容を忘れそうなら、「次は第3章」「主人公が駅に着いたところ」のように一行だけ書きます。

感想文を作る必要はありません。読書メモを一行だけ残す方法のように、次に読むときに自分で分かる短いメモで十分です。終わり方を決めておくと、「どこまで読んだっけ」と探すところから始めずに済みます。

紙・電子・音声は、場面に合わせて替える

読書習慣は、同じ形にそろえなくても作れます。家では紙の本、外出先では電子書籍、手がふさがる時間はオーディオブックというように、場面に合わせて替えられます。

10分の読書を取り入れやすい場面 合わせやすい形 終わる前の目印
朝食や休憩の後 紙の本 しおりを挟む
通勤中や待ち時間 電子書籍 開く位置を確かめる
慣れた家事や自宅で休む時間 オーディオブック 再生位置かブックマークを確かめる
疲れて内容が入らない日 読まない 次に開く場面だけ決める

音声は、図表を見たい本や何度も前へ戻りたい本には合わないことがあります。紙・電子・音声のどれが上という話ではなく、その10分に使いやすい形を選びます。

音声を使う10分は、再生を止める時間を決める

オーディオブックを使うなら、再生を始める前に止める時間も決めます。Audibleでは、タイマーについての公式案内にあるように、好みの時間で自動停止する設定ができます。10分にしておけば、ほかの予定がある日も区切りを作れます。

聴き始めた作品は、Audibleアプリから再生する方法にあるように、ミニプレーヤーなどから再開できます。同じアカウントでは端末間で再生位置が同期されるとの案内もありますが、聴き逃したときは無理に進めず、少し戻ってかまいません。

初めての一冊に迷う場合は、最初の一冊の選び方を参考に、話への入りやすさや声との相性を確かめられます。

まだAudibleを使っていない人は、聴きたい作品があるかを先に検索し、申込画面に表示される体験期間と更新条件を確認してください。すでに会員なら、登録し直さず、ライブラリーにある作品から10分だけ試せます。

休んだ日は、取り戻そうとしない

昨日読めなかったから、今日は20分読む。三日空いたから、週末にまとめて読む。そう決めると、再開する前から予定が重くなることがあります。

空いた日数は数えず、次に本を開ける場面でまた10分から始めます。10分取れなければ、しおりの場所を確認するだけでも準備になります。

習慣が途切れたかどうかを気にするより、戻れる目印があるかだけを確かめます。読みたい気分が戻らない日は、その本を替えるか、いったん休んで大丈夫です。

今日決めるのは、時間・一冊・戻る場所

今から準備するなら、次の三つだけ決めます。

  • 時間:すでにある行動の後に10分の読書を入れる
  • 一冊:今いちばん開きやすい本を選ぶ
  • 戻る場所:しおり、開く位置、一行メモのどれかを残す

1日10分は、本を開くきっかけを作り、途中で閉じても戻れるようにするための目安です。

今日10分読めたら、次も同じ場面で本を開いてみる。読めなかったら、次にできる日へ回す。そのくらいの軽さで、本に戻る時間を作っていきます。

Audibleを初めて使う場合は、聴きたい作品の配信状況を確かめたうえで、申込画面の体験期間と更新条件を確認してください。すでに会員なら、この登録案内は使わず、タイマーと再生位置を使って次の10分を始めましょう。

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